コラム 『白ヒゲの言いたい放題』

No.39 診療報酬改定への反応

今回の改定はコロナで頑張る医療界への御祝儀を期待する声が大きかったなか、今まで以上に医療費抑制策が強いという声が多い。急性期病院のトップからは急性期充実加算は絵に描いた餅、重症度看護必要度の見直しも安値に誘導的。回復期からは地域包括ケア病棟を始めとして、とうとう梯子外しが始まったとの嘆きの声が溢れている。慢性期も大変で、どこも逃げ場のない改定との総評。
看護職の処遇改善や不妊治療などは一部にしか恩恵がなく、これに勤務医の働き方改革などで更なる負担は到底無理な話である。退場や倒産などで病床削減をとの政策かもと疑うのも仕方なかろう。外来診療にも網がかかり始め、持続可能な医療は益々困難に。悲鳴にも似た声が多くの会員から寄せられる。当局には声を大にして届けたく気を引き締めているところである。

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