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新年度のご挨拶

コラム
2025.04.01

 今年は始めは無事に滑り出したのですが、3月になり大船渡での大規模山林火災で消防の再整備などが問題になり、八潮市の道路陥没などインフラ整備も大きな課題です。世界ではウクライナでも中東でも正論よりも武力が勝るマキャベリズムが優勢で世界は混沌の度を深め、トランプⅡの合衆国ではMAGAに突き進んでいます。兵庫県知事選や各国の選挙でSNSやYouTubeなどのニューメディアが新聞やTVなどのオールドメディアを駆逐したのもニューウエイヴです。

 

 さて、私達は医療・介護を俯瞰しますと、昨年のトリプル改定は予想以上のマイナス改定、年越しも危うい施設や病院が多数出ております。当NPOとしても病院医療を中心に地域の医療・介護、雇用を守るために衆参の国会議員を中心にロビー活動を強化しております。小生が会長を仰せつかっている全国公私病院連盟の定例記者会見や私の師匠の故・竹内正也先生が創設された日本病院団体協議会(日病協)でも、入院基本料大幅アップを訴えております。

 

 今年の大きな会合は、研究集会が秋1回のみ(9月20日(土)京都リサーチパーク)となりましたが、地域交流会を6月7日(土)の第6回宮城県大崎市と第7回京丹後市を予定しましたが、第7回が小生が前身を創った日本地域医療学会と重なったため延期となり、少し悔しく思っております。当NPOもオールドメディアからSNSやYouTubeなどのニューメディアへのシフトの注力も考えております。

 

 病院訪問もコロナが少し落ち着いた折々に再開、3月には岡山県の倉敷中央病院、金光病院、県立精神医療センター、光生病院、兵庫県の佐用共立病院、龍野中央病院、姫路赤十字病院を訪問しました。今後も鋭意会員病院にお伺いしたいと考えております。

 今年度も各種会合や関連学会への御参加、会員の増加に向けご協力を宜しくお願い申し上げます。

 

2025年4月1日

NPO地域医療・介護研究会Japan

役員一同代表 邉見公雄

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