コラム 『白ヒゲの言いたい放題』

No.25 コロナ禍でのリスクコミュニケーション

先日、LMC会員でもある衆議院議員阿部知子さんの政経セミナーに招かれ、「コロナ禍での医療と社会」というテーマで講演の機会をいただいた。最前列には補助具を沢山付けられた舩後靖彦議員(れいわ新選組)が介助の方に付き添われて出席されており、時間を無駄にしてはいけないと更に気を引き締めた。
会場は都市センターホテル。ルポール麹町に次ぐ私の準フランチャイズであったので気楽にと思っていたが、中医協時代の戦友であった石井暎禧先生や日病の医療制度委員会で御一緒だった中佳一先生など旧友も駆け付けてくださり、会員の川田龍平議員や前滋賀県知事の嘉田由紀子議員、亀井静香先生や岡田克也先生にもお越しいただいた。地域医療のピンチを多くの議員の方々にお聴きいただける良い機会であったと思っている。
今現実にコロナと闘っている方々は超多忙、疲労困憊で情報発信できず、評論家や学者だけがテレビや雑誌への露出度が目立つ。幸いにして阿部先生の御配慮で「新型コロナウイルスとの闘い」が参加者に資料として配られた。この冊子については続編を要望される方が多いので、余り採り上げられなかった看護師や患者さん、政治家などにも呼びかけて続編にとりかかっている。会員の皆様の中で書きたい人、書いてほしい人、書いてほしい事などあればお寄せいただきたい。
最後に、1月23日開催予定のハイブリットセミナーへの多くの御参加をお待ち申し上げる。テーマは「コロナ禍での医療・介護と教育」である。会員外の参加も可能なので、周囲の方々をも勧誘し多くの皆様方との情報共有、リスクコミュニケーションを願っている。よろしくお願いいたします。

 

 

 

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