コラム 『白ヒゲの言いたい放題』

No.49 アナログとデジタル

当NPOは平均年齢が高い。5年前に私が全自病(全国自治体病院協議会)会長を退いて、その当時の仲間や大学の同級生、ボート部の艇友、外科の関係者などをコアメンバーに設立したからである。そのためにどうしてもITに弱い方、興味のない方も多い。コロナ禍で集まる機会も少なくなり、地域交流会も第1回の志摩市(江角院長、竹内市長他100名余り)、第2回の士別市(長島院長、牧野市長他200名弱)、の後第3回は2年も延びてしまい今年2月にやっと開かれた。 ハイブリッド型で密を避けるべく人数制限。なかなか活動が可視化できない。月1回のHPのコラムや研究集会のYouTube配信などを視ていただけたら嬉しいのだが、殆ど一方通行というのが今回判ってしまった。 実は年会費もメールで請求していたのだが、未納が続き、メールを見ていないのではと、今回からヤマト運輸に収納代行を依頼した。不手際で挨拶文が同封されずお叱りの電話やお手紙を頂いた。(メールで怒っている方も)、先輩や友人からは特に厳しく(T_T)。 アナログの葉書や封書は手間とコストがかかるので、メールと安易に考えて会員諸氏の退会に結び付いたのではと危惧している。又、年に1〜2回は機関誌的な物の作成送付やオンラインを含め1回も研究集会に参加していない会員には会の案内を往復ハガキでと考えている。次の世代に引き継ぐまでは、アナログとデジタルのハイブリッド(?)がベターと考えている。若い世代の入会者を皆様の力で増やして頂ける様にお願い致します。 ポストコロナ(?)での第10回記念研究集会は9月16日(土)京都駅南の都ホテル、黒川清先生と藤澤正人先生お二人の基調講演を中心に、各地の医療や街づくりの報告、討論を予定している。多くの方々のご参加をお待ちしております。

← 前