コラム 『白ヒゲの言いたい放題』

No.13 農村医療

8月24日、JA北海道に招かれ北農ビルで厚労省の言う三位一体改革や専門医機構など現在進行中の医療情勢についてお話させていただいた。また、地域医療を守る病院協議会(5病協)や我々のNPO法人「地域医療・介護研究会ジャパン(LMC)」についても付言した。聴き手はJA北海道の100床以下の病院長や老健の幹部職員約100名であった。懇親会では出席された約70名弱の方々と杯を上げ全員と名刺交換した。新版予定の「医療安全いろはカルタ」も組織や個人で購入したいとの申し出が寄せられ喜んでいる。
8月4日には広島県世羅町の世羅中央病院で開催された町興し市民フォーラムの基調講演に招かれた。奥田正和町長を初め多幾山渉企業長、女性医師、保健師、前町議会議長の病院サポーター、皆様素晴らしいプレゼン。農業と観光と駅伝を売りに病院はその核のような感じであった。観光梨園やひまわり園、世羅ワイン、何と言っても米が凄い。その昔、世羅町は県史跡今高野山を出発し高野山(和歌山県)へ年貢米を奉納し続けていたとのこと。尾道港までは荷車や牛馬で、そこから浪速や紀州へは船、そしてそこから再び荷車や牛馬で。おにぎりも美味しい。朝ごはんも梅干しだけあればよい。
まさに医療と教育と一次産業の街づくり。教育は世羅高校。全国高校駅伝で男子は9回、女子も1回全国制覇している。昨年末の大会でも3位と大健闘。年末の王者奪還が期待される。フレーフレー世羅、フレーフレー世羅中央病院、フレーフレー日本の農業!!

 

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