コラム 『白ヒゲの言いたい放題』
No.50 無事5周年を迎えて
当NPOの発足記念式典は、5年前の西日本大水害(福岡、佐賀、熊本、大分、山口、広島、岡山、愛媛など)で多くの被害を出して尊い生命を奪った当日で延期になった。熊本地震よりまだ記憶に新しい筈である。行き先に不安が漂っていた。やっと出航したら、今度は新型コロナウィルスが武漢から北海道の雪祭や横浜へダイヤモンドプリンセス号に乗って来た。士別市立病院で第2回地域交流会を令和2年2月22日午後2時から222人を集めてニャンニャンニャンづくしで開催する予定だった。しかし、気温マイナス22℃くらいの筈が2℃に。集客も100人足らず。翌日の旭山動物園では、交流会で見た様な顔。旭川空港直行便、羽田も伊丹も少なく皆同乗。次の日、鈴木北海道知事はロックアウト的非常事態宣言を発令した。それを間一髪で帰宅して7時のニュースで見た(笑)。その週に近くの寿司屋で夕御飯。家内は孫2人のご飯を作って食べさせ、風呂と寝かし付けで余裕がない。店の大将は開口一番「先生、この流行り病はこの冬だけでしょうね?」と。小生答えて曰く「私は外科で感染症は専門外ですが、多分2〜3年は続くでしょう。」と答えた。その時の大将の顔は"この疫病神め!"という顔だった。しかし私の予感は悪いほうに外れた。3年経っても終息していない(泣)。これでいいのだ(赤塚不二夫"バカボンのパパ"口調)。多分集団免疫獲得で緩和に。2年遅れで三浦市で第3回が無事終了、もうすぐ第4回(八幡平市)を迎える。第5回は阿蘇市、第6回は京丹後市の予定である。会員もオンライン、ハイブリッドの会が続いた割には順調に増え、最近は現地開催で団体も増加しつつある。次の5年間が楽しみになってきた。
メインの研究会のほうは9回開催し、尾身Dr.にコロナの終止符を付けて貰い、第10回は京都の都ホテルで黒川清先生、藤澤正人先生の東西の両横綱が基調講演、国会議員も選挙がなければ過去最多の9人参加予定。ハイブリッド開催ですので、会場とWebどちらでも多くの方々の御参加を楽しみにしております。